Stimulus onset quenches neural variability: a widespread cortical phenomenon | nature neuroscience (2010)
神経活動の解析はトライアル平均にばかり注目しがちだが、実際は分散もダイナミックに変化している
大脳皮質(Cortex)における細胞内電位記録(Intracellular recording)では、
感覚刺激の提示や運動の開始に伴って膜電位(membrane potential)変化の分散が減少していた
ここでは、猫のV1のデータを使用していたが、Non-preferedの刺激でも分散の減少が見られた
Naa_tsure.icon平均に変化が見られなくとも、分散に変化が現れることがあるということ
細胞外電位記録(extracellular recording)で発火頻度(Firing Rate; FR)の分散について調べてみると、
スパイクの発火頻度にポアソン分布(Poisson Distribution)を仮定したファノ因子(Fano Factor)を利用した解析では、
イベントに応じて発火頻度の分散が減少していた
Naa_tsure.icon活動電位(Action Potential; AP)はそもそもシナプス後電位(Post Synaptic Potential; PSP)の平均という見方も…
神経活動のばらつき